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角膜形状分析検査

この検査はいわゆる黒目の形を調べるものです。
目のなかでレンズの働きをするものは2つあり、ひとつは水晶体、英語ではlensといわれるもので、目の内部の前方よりにあります。
もう一つが、この黒目、角膜といわれるものです。
実際に光を調節する(屈折)する力は角膜の方が、いわゆるlensの2倍あり、この角膜のゆがみは見え方に与える影響が非常に大きいのです。
この装置は角膜のわずかなゆがみもキャッチし、特殊な病気(円錐角膜など)をすばやく診断します。
また、コンタクトレンズをあわせる場合にも問題点を見つけるのに有益な情報を提供してくれます。

角膜形状解析装置写真
角膜形状解析装置 RT-6000
トーメー社製

角膜(黒目)の部分の形を調べる機械です。
黒目は眼球の中のレンズとして大きな役割をしていますので、少しのゆがみでも見え方に大きな影響を与えます。
その形の変化を調べるための装置で、円錐角膜などの検査にも便利です。

角膜内皮解析装置写真
角膜内皮解析装置 SP8000

角膜の内側に、内皮という層があり、角膜に存在する水の量を適正にする働きをしています。
水分の量が適正でないと角膜は透明であり続けることができず、濁ってしまいます。その働きが正常であるか、は主に細胞の密度と大きさのばらつきで評価しますが、それを解析するのがこの装置です。
検査には痛みなどはなく、数秒で終了します。

解析画面写真
角膜内皮解析装置 SP8000

左の写真が実際の解析画面です。
細胞の顕微鏡写真、細胞密度、大きさのばらつきなどが瞬時に表示されます。

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